道を間違わないように慎重に進むと、伝馬の交差点で、懐かしい「備前屋」を発見した。「びぜんや〜の〜あわゆき〜」のＣＭでお馴染みの菓子屋である。東海地区に住んだことがないと、あまり馴染みがないかもしれない。店に入ると、菓子担当の相方が、いろいろな菓子類を購入した。

備前屋	菓子担当・紙袋を抱えて
金属製道標	これ

　岡崎公園を大きく迂回するようなコースで複雑に進むと、国道１号線を横断し、少し南下すると、やがて西に折れ、中岡崎駅脇を通過する。八丁味噌の工場が並ぶ。そろそろ昼食を、と思い店を探すが、何も無い。そうこうしているうちに矢矧川（矢作川）を渡ってしまった。
　

石碑のあった場所を水色で示す

　

　休憩では、残りの林檎、その他、持ち歩いていた非常食を食べた。わずかだが、ずいぶん違う。元気がでてきた。

　このあたりに、矢作橋の一里塚があるはずなのだが、何の碑も残っていないことを、多くの方のレポートで知っていたので、特に探すこともなく先を急ぐことにした。　

駅に繋がる交差点で別れ、そのまま先に進むと、街道は国道１号線に合流する。合流箇所に自動車用品店がある。そこでなぜか、駐車場にF1レースカー？があった。まさかこんな車で来た客?
しばらく国道歩きになるのだが、少し行くと右に分岐するはずである。分岐が見付からなかったので心配になり、何度か裏路地に様子を見に行ったりして無駄に歩いたのだが、安城市との境まで進むと、判りやすい分岐があった。ここから知立まで、国道とは離れる。

松並木道を歩いて行くと、尾崎一里塚跡の石碑がある。
その先、妙教寺に、夫婦松がある。この松「夫婦松」と書かれていながら、左側が「助さん」右側が「格さん」だそうな。助さん格さんって夫婦だったのか。 　永安寺には、「雲竜の松」というのがあった。この辺り、見所の松が多い。