ホテル
セイントピア
知立
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わずか一本裏通りなのだが、ひっそりと静まり返った路地である。昨日からの雨で路上が濡れていたが、今日は降ることは無さそうだ。しかし、何が起きるかわからない。急いで次の宿へ進むことにした。裏路地に回りこむと、知立城跡が正面に見える。（写真上）
| 「知立大明神」と書かれた常夜灯やら、石碑やらを見ながら進むと、国道１号線に交差するところで地下道があり、入ろうとしたところで電話が架かってきた。相方である。相方は、自動車搬送を手伝ってくれているのだが、極力旧道を走って、一緒に楽しんでくれている。ここは地下道にて交差するしか手がないので、旧道をたどれないことを告げると、もう、とっくに先に進んでいたようであった。 |
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| 逢妻大橋を渡ったところらしい。こちらは、まだちょっと先の話だった。
橋は、旧道は国道とは別の橋を渡る。橋を渡ると、刈谷市に入った。そこの地名は、刈谷市一里山。一里塚があったはずの場所である。一応探してみたものの見付からず、バス停の名前にあったため、写真を写す。まあ、現代の一里塚みたいなものだ。（適当） |
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| 一里山の交差点を過ぎると、一旦、右側に分岐するが、すぐに国道に戻り、交差して左側に分岐する。富士松駅の付近で、妙に背の低い横断歩道橋があり驚いた。（下を走る車道が半分地下に潜っている）
この歩道橋を渡って前に進む。 |
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| すると再度、国道１号を横断し反対側に分岐するのだが、ここは、妙に低い地下道を使う。私の背丈だと、まっすぐに歩けない。腰をかがめながら、そろそろと進む。 |
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ここから、しばらく国道を離れる。この辺り、ふらふら左右に揺れる街道を、国道が真っ直ぐに突っ切っている感じだ。
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阿野一里塚
(9337)
| 裏道に入り、落ち着いた街道歩きになると、すぐに遠くに巨大な樹木が見えた。どうやら一里塚のようである。
阿野一里塚。 一里塚を過ぎると、この辺りには珍しい名残の松並木がある。
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またまたまた、左に分岐するが、数百メートルでまたまた国道を交差し、有松へと続く。 見所が多いためか、平日だというのに、街道歩きの観光客を良く見かけた。
有松
(13903)
有松といえば名古屋市である。あっという間に、今回の旅行のとりあえずの目標地、名古屋市に入ったようだ。、
| 有松の宿に入ると、佇まいが急変する。当然のこと舗装道路なのだが一見、旧道を思わせる舗装がしてあり、砂利路か泥道に見える。落ち着いた雰囲気であった。 |
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| やがて山車会館に到着した。先ほど電話を入れたので、判っているはずだが、相方はまだ見学をしているようである。表で休憩することにした。
親切に説明してくれる係員につかまっていた様子で、１５分程待つとようやく出てきた。 |
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| 山車会館の隣は、旧家を改造したうどん屋「寿限無茶屋」であり、ここで休憩したかったのだが、相方はようやく本日の歩き始めであり、すぐにでも歩き出したい様子であった。まあ、１５分も休憩できたし、体も冷えたところなので、先に進むことにした。 |
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| 街道に面した家はいずれも古く、「服部邸」というのがあったので興味本位に近付くと、玄関先の水を溜める物なのか、石でできた槽に家紋が彫られていた。これが、我が家の家紋と非常に良く似た物であった。八つ車に並び矢なのだが、我が家は七つ車に並び矢である。微妙に違う。 |
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| 見所の多い有松であったが、鎌研橋で名鉄と交差すると、急に開け、街道の雰囲気が一変する。これで終わりのようだ。
ここ鎌研橋付近に一里塚があったらしいが、全く何の痕跡も発見できなかった。 |
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| マンション工事などで、街道の雰囲気が一変したのだが、時折、風情のある建物が発見できる。右の写真は、由緒ありげな銭湯である。すでに営業開始しているのか、心地よい風呂屋独特の匂いが漂ってくる。
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鳴海
(16931)
| 名鉄鳴海駅前で小さく鉤型に曲がると、いよいよ鳴海宿である。 |
