鎌倉切通しウォーク（その５）

　サーバを換えて、写真が思いっきり使えるものだから調子に乗って、「その５」まで続けてしまった。

　さて、最後の朝夷奈切通しに向かうわけだが、この道路がなかなか厄介である。右の歩道を歩いていると突然歩道が無くなり、横断歩道も無いところを車が途切れるのを待って左に横断。すると、今度は左が途切れて右へ移動。こんな調子で歩かねばならない。
 


　
 　鎌倉逗子ハイランドの桜並木。
　咲いている物もある
　
　やがて再び鎌倉市に戻ってくると桜並木が終わり、金沢街道に突き当たる。最後のトイレ休憩として、十二所神社に立ち寄るが、寂れた神社で、トイレは無かった。このまま向かいの路地に入ると、いよいよ最後の切通しである。さすがに朝夷奈切通しは有名なので、それなりに同行者を見かける。
　すぐには山道にならず、しばらくは住宅地が続く。しかし200メートルも進むと、突然山道になりはっきりと切通しであることが判る道になる。
 

　
 　この切通しだけ、立派な石碑が
　道路左端には綺麗なせせらぎが。しかし、そのうちに、道路全体が川になる。
　

　
 　ほとんど道路が川になる。

　
 　ようやく目的地到達
　像が彫られている
　
　さすがに朝夷奈切通しは有名なだけあって、最も長い区間の山道であった。勾配の少なさ、落石の危険性など、どれを取っても一般人向けである。若干長いのが普通の人にとっては苦痛かもしれないが。やがて高架道路が見えると、急に騒々しくなり切通し道の終了である。
　

　
 　突然現れる高架道路は、横浜横須賀道路。

　普通は『横横』と言うが、『浜須賀』と言う人もいる
　
　
　この先、金沢八景駅まで歩くのが予定コースであったが、特にこの先に見所は無い。歩き疲れたこともあり、あとはバスででも移動しよう、という話となった。しかし時刻表を見たところ30分以上も来ない。諦めて近くのコンビニエンスストアで休憩でも、と話をした矢先、正面からやってくるバスの影が見えた。都合良く、若干遅れて、一つ前のバスが来たようだ。慌てて停留所に戻り、そのまま終点大船駅まで移動し、駅前で本日のイベントの打ち上げ。

お疲れさまでした。


2006.03.27　第一版

・【その１】極楽寺切通し〜大仏切通し
・【その２】化粧坂切通し〜亀ヶ谷切通し
・【その３】巨袋坂切通し〜釈迦堂切通し
・【その４】名越切通し〜